<良い庭>とは・・・その2
<良い庭>とは・・・その2
昨日は突然力尽きてしまい申し訳ありません。
が、無理をしないこともブログを続ける上で大切だと自分に言い聞かせています。
言い訳ですね・・・・・・
ですが、お庭とのお付き合いもこんなゆるーい感じがいいと思っています。壁にしみがついた、とか、デッキに傷がついた、とかいちいち気にしていたら楽しめませんし、植えたお花が枯れたって、うちの庭には合わなかったのかな?くらいですましてしまった方が気が楽です。
もちろん(お花もかわいそうですので)枯れてしまった原因を少しだけ考えて、次回に活かせば良いわけです。
こんなお気楽プランナーの考える<良い庭>の条件ですが、読んで共感してくださる方がいれば、かなりうれしいです。
で、昨日のおさらいですが、ガーデンリブロの考える<良い庭>とは
①そこで暮らす人の生活に寄り添ったデザインであること
②なるべく本物の自然素材を使い、年月と共に愛着と風合いが増す庭であること
③どんなにガーデニング好きの方にも、メンテナンスは楽なほうが良いということ
④周囲の環境や景観にも配慮された庭であること
⑤バランスよく緑があり、四季を感じられる庭であること
の5つの条件を満たす庭です。
で、①~③までは昨日お話したとおりです。
④の景観については、最近みなさんの意識が高まっているように思います。が・・・
日本では古都・京都でも景観をめぐる紛争が起こるくらい街全体の景観に対する対策や意識が今まで低かったように思います。最近では、東京の吉祥寺でも有名な漫画家の家が街の景観に合わないということがニュースで放送されていましたよね。
もちろん、ニュースになるような大げさな話ではありませんが、やはり自分の気に入ったものであれば何でもあり、というのは良くありません。
やはり街並み全体の中で引き立つ外構やお庭であってほしいし、むしろ自分の庭が街の景観をよくしているくらいの配慮がほしいところです。
具体的には、敷地ギリギリに高い壁を作って「ここまでが自分の家の敷地だ!」みたいに主張するのではなく、少し壁を道路から離してでも、道行く人が楽しめる植栽スペースを作るなんていうのも良いと思います。
もちろん境界には低いブロックを入れて境界が分かるようにはしますが、こういうちょっとした余裕がむしろお庭を広く見せるコツだったり、グレードを一段上げるワザだったりします。
⑤は環境保全のためにも、みなさんにご協力いただきたいと思っています。
どうも環境の話になると二酸化炭素を減らす、とか、ゴミを減らすとか、電気やガソリンを使わなくするとか、減らす方向でばかり話しが進んでいるような気がします。僕はこれをマイナスエコと呼んでいます。
むしろ、私のようなお庭やエクステリアに携わるものは、お客様に木を植えていただくなどプラスエコ(と呼んでいます)を進めていきたいところです。
もちろん自分に負担になるほどお庭を緑で埋め尽くす必要はありません。
しかし、管理できる程度の緑であれば、もちろん酸素も生んでくれますし、心も癒してくれるはずです。
四季折々の木の表情はきっとご家族の生活を潤してくれると思います。
私は、外構やエクステリアの完成時に成木(3m程度)を3本くらい植えることをお勧めしています。高木が3本程度ありますと、その後木や草花を植える際の基準になり、庭全体にまとまりが出るのでデザイン上もお勧めなんです。
以上、ガーデンリブロの考える<良い庭>について考察してみました。
が、一番大切なのは<お客さんに喜んでいただけるお庭>であることです。
ただ一方的にお客さんの要望を形にするのではなく、お客さんに喜んでいただきながら、ガーデンリブロの考える<良い庭>の条件を満たせれば一番良いと思っています。
また、今までこうしたことを文面にて表現したことはありませんが、今まで施工させていただいたお客様はこうした考えをお持ちの方、もしくは共感していただける方ばかりだった気がします。
そうですよね・・・・・・
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